M社モデルルーム体験記
M社、H社、K社の3社の中から、少しずつお願いする会社を絞っていきます。
まずはM社のモデルルームを見せていただくことに。
M社のモデルルーム
M社で売りにしている「収納のある家」を実際に見せていただきました、中二階に高さ1.4mの収納が普通の部屋のように広がっていて、なんでもしまえそうな感じでとても素敵に思えました。
クリスマスツリーやスキーなどといった季節モノや、大きくて場所を取りそうなものもしまえそうで、なかなか素敵です。
また、天井の低い部屋みたいな感じで、ちょっとした秘密基地みたいな使い方もできますね 😛
入口も2階への階段の途中に小さな入口がある感じで、「あれ、小さな部屋があるのかな」といった感じで可愛らしかったです。
また、壁の中に埋め込む制震ダンパーの実物も見せていただきました。壁全体をつかってX字型のダンパーが入っていて、揺れを吸収するそうです。
通常だと建物自体が何十センチも揺れてしまう所を、このダンパーを入れることで数センチの揺れまでに収めてしまうことができるそうで 😯
実際に展示場の施設を見せてもらって、なかなか気に入ってきたところで、「色々体験できる施設があるので見てみませんか」とのお誘いがありました。
何やら、実際の地震の揺れを再現して耐震を体験する施設があったり、実際に使用されている建材を知ってもらうような設備のようです。
車で1時間ほどのところにあるため、営業の方の車に乗って後日連れて行っていただくことになりました。
体験センターへ
体験センターは広い博物館みたいな感じになっていて、ツアーで順番に内容説明してもらう流れで進んでいきました。
まず最初に説明されたのが、保証の話。他社では10年の保証が一般的なところ、M社は30年の保証を行っているとのこと。それだけ自信があるという話でした。
改築のために築25年の建物を取り壊す際、壁の中を見てみたところ、断熱材が一切劣化していなかった!とアピールされました。
M社の工法は、工場で作られた箱状の壁を現場で組み合わせる形で施工するようで、現場でアレコレするよりも一定の品質を確保することができるとの説明がありました。
業界では有名な話なんだそうですが、南極の昭和基地を建築する際と同じ作り方のようで 😮 南極でも大丈夫だったので、断熱もバッチリだよ、とのことでした。
箱状のものを組み合わせて壁を作るため、壁の中に仕切りがたくさんできる形になります。そのため、万一家事になったとしても、壁の中の仕切りが防火壁の役割をするため、縦方向に燃え広がるのを防ぐことができるとのメリットも。
いままで話に出てこなかったメリットが急に出てきて、「ほほう」と思ってしまいました 😎
続いて、建材自体の説明が。通常使うよりもしっかりと乾燥させた木材を使用するため、強度がより上がり強い家になるとのことでした。(この辺の説明はよくわかりませんでした・・・)
最後に、地震体験です。ミニシアターのような空間に、可動式の座席が配置されていました。座ってシートベルトを締めると、体験開始。最初は通常の揺れを体験です。地震の波形、音とともに、座席が大きく揺さぶられます。
その後、「地震対策をした場合」の揺れを引き続き体験。揺れの具合がさっきよりも小さいです。
地震体験をした結果・・・
・・・でもね。同じ座席で揺れの違いがコントロールされているので、「本当にこうなの??」とちょっとした疑いを持ってしまいました。。 🙁
同じ揺らし方で、普通の家と対策をした家が2つあって、それぞれが違うという体験ならわかるのですが、揺らし方自体が変わるので、なんだかインチキくさく感じてしまいました。(本当にちゃんとしてるんでしょうけど・・・)
体験センターを見た感想としては、一部疑念はあったものの、全体としては「いいな!」と思えるものばかりでした。(思うツボ・・・?)
ですが最終的にはM社はお断りすることになります。次回はそのへんの経緯を書きたいと思います。ご期待ください。