ハウスメーカーの選び方
前回に引き続き、I氏から教わったことを書いていきたいと思います。
I氏の経歴
実はこのI氏、今は不動産業者をやっていますが、以前は実際に建物を建てる側で仕事をしていたり、住宅メーカーで働いていたりと、住宅建築に関して一通り経験しているようです。
いろいろ経験した結果不動産業者に落ち着いているあたり、面白いですね。不動産業者が一番儲かるのかな・・・?
はじめはハウスメーカーの支店長と一緒に座っていのたですが、土地の説明が始まったあたりから「後はお願いします」と支店長が席を外してました。
前回書いた内容まで説明が終わると、「住宅メーカーの選び方」なんてお話も聞けました。そんな話してて良いのか?って気がしますが 😯
住宅メーカーの選び方
住宅メーカーは、大きく分けて2種類に別れるそうです。
- 図面や色決め、各種調査に専門の業者を使うところ
- 営業マンが全部やるところ
基本的に大手メーカーは1のタイプで、いま話しているH社もこちらだそう。CADセンターやカラーコーディネーターなど、その内容を専門的になりわいにしている人たちが活躍します。
一方、2のタイプはちょっと注意が必要だそうです。営業の仕事は「契約を取ってくる」のが最大の仕事であるため、比較すると契約前のお客さんを優先してしまいがちとのこと。
決して契約後におざなりにされるわけではないのですが、契約後の図面の提案が遅くなりがちみたいです。本来は何度も図面を修正して納得していくのですが、図面が1回しか出せないまま時間切れで住宅ローンに突入してしまうこともあるみたい 🙁
1のタイプの場合、よっぽど混み合ってなければ1~2週に一度は図面を上げることができるので、より満足度の高い図面が出来上がるそうです。
ただ、2のタイプがすべてだめなわけではないようで。契約前に、引き渡しまでの「工程表」を出してもらって、図面を出す回数などを細かく書いているメーカーは安心できるそうです。
特にこの「回数」が重要で、「3ヶ月間設計期間があります!」と言っているメーカーでも図面の修正は3回しか無い、などの場合もあるみたいです。
そんななかで住宅ローンが始まってしまうと、金額が変更となるような図面変更ができないため、実質後半は設計変更ができないことも・・・ 😥 設計を詰めるときは、集中して1ヶ月~1ヶ月半くらいで短く進めたほうが良いとのアドバイスでした。
次回も引き続きI氏の情報が続きます。ご期待ください。