新築住宅の工期
どうも、ゆるです。I氏とともに2日連続で20件の土地を見学する弾丸ツアーが始まります。今回は、その移動中の車内で聞いた、建築業界の裏話について記載したいと思います。
新築住宅の工期
いつ頃に何をするのかを事前に記載するのが「工程表」ですが、着工が始まるまでの期間が早く、着工後の期間を長く取られているのが、良い工程表だそうです。
以前、瑕疵担保の重要性について記載しましたが、瑕疵担保が効いている間に速やかにスタートして、その後はあまり急ぎすぎずに作るところが良いみたいです。
工期の妥当性
工期って短いほうが良いんじゃないの?とか思っていのたですが、工期が短い場合、材料が少ないケースが多く工事の工程があまりない事が多いみたいです。
その他に、工期の短いところは基礎工事のあとの乾燥の期間を短く取っているパターンもあるそうで、注意が必要だそうです。
通常は3ヶ月程度の工期をとるんですが、ローコスト住宅などでは2ヶ月弱のところもあるようで。
工期短縮のしくみ
工期のうち、構造躯体、基礎の乾燥、基礎の配筋には通常時間がかかるので、ここの期間をしっかり取っている方が良いそうです。「早いほどいい」のではなく、「早いほど悪い」という認識を持ったほうが良いとのこと。
また、以前も記載しましたが、営業担当が設計などを含めた作業を行う会社は、図面が上がってくるのが遅いなどの事情もあるので、この辺も考慮する必要があります。
住宅性能評価、長期優良住宅は要注意!?
また、有名な「住宅性能評価」にも罠があるようで。良かれと思って申請している間に、瑕疵担保が切れることもあるそうで、注意が必要だそうです。
もう一つ、気をつけるべきものとして、「長期優良住宅」があるようです。長期優良住宅に認められるためには、修繕計画を事前に作成し、費用を積み立てる必要があるそうです。
ですが、現在は建材の耐久性なども高まっており、事前に作成した修繕計画は本当に必要な修繕ではないこともあるようです。必要のない修繕を行ってしまう可能性もあるため、長期優良住宅に認められると住宅ローンの金利が下がるメリットがあるとしても、デメリットのほうが大きいとのこと。
屋根や壁など、10年でヘタれるようなものでもないのに、事前に計画をしていたために修繕をしなければいけなくなることもあるそうです。
長期優良住宅の裏話
ここからは裏の話として教えてくれたのですが、修繕するときの費用をあてにして、長期優良住宅をすすめるハウスメーカーもあるみたいです。
先々の修繕費が見込める、との算段ですかね 🙄
この辺の話は、また後ほどまとめて記載できればと思います。