プランの相談~S社とK社の場合
前回は検討した4社のうち2社とのエピソードをご紹介しました。今回は残り2社のエピソードをお伝えします。
S社の場合
地元密着の企業で、都下を中心に展開している会社。設計担当が前面に立って進めていくので、間に営業が入るよりも細かいニュアンスなどもしっかり拾えますよ!というのが一番のアピールポイントだそうです。
創業44年の老舗で、造作で細かいところまで作れるところも強くアピールされました。
これまでの2社と違って実際に設計に携わっている方ということもあり、具体的な工法や構造計算の考え方などを説明頂きました。担当の方は積極的にアピールしてきませんでしたが、この辺が一番特徴的だなと感じた部分です 😀
ただ、裏を返すとそれ以外はあまり特徴がなかったかな・・・。断熱や耐震をどうやって実現しているかも具体的に話してもらいましたが、このへんは前の2社も結構突っ込んだ説明をしているので、あまり感動はしなかったですね 😯
標準費用でシャッターが含まれているところと、一部外構工事費用も標準費用に含まれている(車1台分のコンクリート、水道、ポストやインターフォン、表札などの最低限な分)とのことでしたが、あまりぐっと来なかったですね。。
いま、記事を書くためにメモを見返して、初めて「こんなこと言ってたんだ~」と思っちゃいました。全然印象に残ってませんでしたね
K社の場合
最後はK社。ここも地元密着の会社で、56年目迎えているとのことです。さいたまを拠点にしていて、地域のイベントにも積極的に参加しているようです。あえて展開エリアを絞っているのは、アフターサポートを考えてのことで、事業所から1時間以内で行けるエリアに絞っているようです。
「とにかく徹底して顧客に寄り添う」という姿勢を全面的に出してきました。地域イベントに参加するのも、営業的な目線ではなく、顧客にイベントなどを通じてこまめに会うことで、気軽に相談できる雰囲気作りを大事にしているとのことでした。
また、施工時に下請け業者を使わない自社一貫施工であること。グループ会社に不動産会社があるので、自社物件ならば仲介手数料が省けるというメリットも強調されました。
断熱に関してはH社と同じ工法で、「うちのほうが先にやってますよ!」と、食い気味なアピールも 🙄 ただ面白かったのが、良いことだけではなくデメリットも自分から話してくれて、「泡断熱はいいんだけど、紫外線に弱いので陽が当たると劣化する」というお話をしてくれました。
もちろんそれだけで終わるのではなく、「陽に当たると弱いですが、壁の中に施工するので心配はいらない」という形で説明していただいたので、とても誠意のある説明だなぁと感じました。
出揃いました
ここまでで、検討している4社の説明が終わりました。ここから、少しずつ自分たちの希望と比較して、取捨選択していく形になります。
次回はそのプロセスに焦点を当てたいと思います。ご期待ください。